終活は、これまでの人生を振り返り、この先の人生を自分らしくどう過ごすか、より良く生きるためのポジティブな活動といわれています。

これからの人生をいきいきと暮らすためにどうしたいかを考え、エンディングノートに実際に書いてみることで、頭の中が整理され、課題も見えてきます。

また、遺言書とは違って法的効力はありませんが、自分の想いや考えを家族に託すことができ、葬儀や財産の事だけでなく、生前の介護や医療についてなどの希望も伝えられます。

なかなか書き進められない方は市販のものを活用するのも良いですし、ご自身の好きなデザインで自由に項目を決めながらマイエンディングノートを作るのも良いのではないでしょうか。

エンディングノート

エンディングノートに書くこと

エンディングノートの項目に決まりはありません。ここでは、いくつかのポイントをご紹介いたします。

ご自身のこと

お名前・生年月日・生まれた場所・マイナンバーなどの本人情報や、特技・趣味・学歴・職歴・家族の思い出など、人生を振り返りながら自分史を書くと良いでしょう。

身の回りのこと

パソコンやスマートフォンのログイン情報、保険証・通帳などの置き場所、保険のことなどを書いておきましょう。
ペットを飼われている方は、お世話をできなくなった場合に備えて、ペット保険や老犬・老猫ホームについて調べたり、譲渡した場合に備えてペットの情報をまとめておくことも大切です。

介護や医療のこと

かかりつけ医、服用しているお薬、入院・手術時に必要な過去の病歴はもちろん、介護施設の希望、誰にどういう介護を受けたいか、財産の管理を依頼する方なども書いておきましょう。
介護については、ご家族の希望も確認しながら、状況が変わる毎に更新していくことも大切です。
また、延命措置やどのような医療を受けたいかを具体的に示すことで、残された家族が判断に苦しむこともありません。

葬儀のこと

現代には様々な葬儀があります。多くの皆様に参列して頂く一般葬や、ご家族だけで執り行う家族葬。宗教や宗派・埋葬方法によっても、様々な要素が組み合わさってきます。

お別れのことを考えると心が痛みますが、葬儀の希望を書き留めることにより、ご自身だけでなく、ご家族の安心に繋がるのではないでしょうか。

終活ガイド | 葬儀について

葬儀保険は必要か?備えるメリット

財産のこと

財産とは、預貯金・不動産・車・土地・投資・貴金属など、あなたが所有する全てのものです。
財産分与でトラブルに発展することも考えられますので、ご家族が複数人いる場合は配分も含めてしっかりと気持ちを記すことが大切です。

終活ガイド | 財産の整理

家族へのメッセージ

残された家族の悲しみは計り知れないものです。普段の生活の中では伝えられなかった想い・楽しい思い出・感謝のメッセージなど、ご家族お1人お1人に向けたメッセージを書き残しましょう。
悲しみの中、あなたからのメッセージが届いたとき、その悲しみは少しでも癒えるのでないでしょうか。

親戚や友人の連絡先

ご自身に万が一のことがあった場合に、知らせたい方々の連絡先を記録しておきましょう。
ご家族が、お知らせが出来なかったと後になって悔やむことのないよう、フルネーム・住所・電話番号を記載して連絡がしやすいようにしておきましょう。

エンディングノートの注意点

暗証番号は記載しない

銀行口座やクレジットカードの暗証番号やパスワード、各種サービスへのログイン情報をそのまま記載しないようご注意ください。
万が一、エンディングノートを紛失した場合、不正利用されてしまう恐れがあります。エンディングノートにはスマホやパソコンのパスワードだけを記載し、詳細な情報はセキュリティの掛かった安全なツールを使用するなどの工夫が必要です。
また、エンディングノートを通帳・キャッシュカード・銀行印などと一緒に保管することも、リスクを伴いますので避けた方が良いでしょう。

保管場所

通帳・キャッシュカード・銀行印との保管は避けた方が良いのですが、いざというときに見つけてもらえなければ意味がありません。
大切な財産の情報や個人情報が記載されているため保管場所は慎重に決めて頂き、身近な方に伝えておくことも大切です。

法的な拘束力はない

エンディングノートには法的な効力はありませんが、自由に書くことが出来るため、自分の想いや考えを家族に託すことができ、法的効力以上の想いを伝えることができます。
大切なご家族のことを考えながら、これからの人生をいきいきと暮らすためにどうしたいかを考え、葬儀や財産の事だけでなく、生前の介護や医療についてなどの希望も伝えられます。


エンディングノートは、状況の変化に伴い、定期的に書き直すことをおすすめいたします。

お誕生日や記念日など、年1回程度でタイミングを決めて見直しては如何でしょうか。併せてご自身のお写真も撮影すれば、ステキな思い出が増えていきます。

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