熱中症は、炎天下でスポーツや屋外作業をしている人だけのものだと思っていませんか。
実は、自宅で過ごしているときや夜間の就寝中など、熱中症は身近な場面でも起こります。
昨年(2025年5月~9月)は、全国で10万人以上が熱中症で救急搬送され、統計開始以来最多となりました。そのうち約3人に1人は入院が必要となる中等症以上と診断されており、熱中症は決して軽く考えてはいけない症状です。
気象庁の予報では、2026年の夏も平年より気温が高い傾向とされており、すでに全国各地で40℃を超える危険な暑さが相次いでいます。今年も命に関わる熱中症のリスクが高まることが予想されるため、十分な警戒と早めの対策が必要です。
🥵熱中症は誰にでも起こる!こんな場面に注意
熱中症は屋外だけでなく、次のような場面でも多く発生しています。
- 自宅でエアコンを使わずに過ごしているとき
- 夜間の就寝中
- キッチンで料理をしているとき
- 通勤・通学中
- ガーデニングや庭仕事をしているとき
特に高齢者は暑さやのどの渇きを感じにくく、体温調節機能も低下しやすいため、重症化のリスクが高いといわれています。
一方で、働き盛りの世代でも、仕事に集中して水分補給を忘れたり、睡眠不足や疲労が重なったりすることで熱中症になるケースがあります。
☢見逃さないで!熱中症のサイン
軽症
- めまい
- 立ちくらみ
- 筋肉のけいれん
中等症
- 頭痛
- 吐き気
- 強いだるさ
重症
- 意識障害
- けいれん
- 自力で水分補給ができない
症状が改善しない場合や意識障害がある場合は、ためらわず医療機関を受診し、必要に応じて救急車を呼びましょう。
👉今日から始める熱中症対策の基本
・こまめな水分・塩分補給
のどが渇いてからではなく、こまめに水分を補給しましょう。大量に汗をかいた場合は、塩分や電解質も意識して補給することが大切です。
・エアコンを上手に使う
室内でも熱中症は発生します。我慢せずエアコンや扇風機を活用し、室温を快適に保ちましょう。
・十分な睡眠と栄養
睡眠不足や体調不良は熱中症のリスクを高めます。バランスの良い食事と十分な休息を心がけましょう。
・暑い時間帯の外出を控える
外出や運動は、できるだけ朝や夕方など比較的涼しい時間帯を選び、帽子や日傘を活用しましょう。
🌻夏を安心して過ごすために「予防」と「備え」の両方を
熱中症は、日頃の対策でリスクを減らすことはできますが、完全に防ぐことは難しいことも…。だからこそ、暑さ対策に加えて、万が一への備えについて考えておくことも大切です。
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