は行
犯罪収益移転防止法(はんざいしゅうえきいてんぼうしほう)
金融機関等がマネーロンダリングやテロ資金供与等に利用されることを防止するための法律のことをいいます。
反社会的勢力(はんしゃかいてきせいりょく)
暴力団、暴力団員、暴力団準構成員、暴力団関係企業その他の反社会的勢力をいいます。
引受基準緩和型保険(ひきうけきじゅんかんわがたほけん)
健康状態の告知が緩く、持病があっても加入できる可能性が高い医療保険・死亡保険のことをいいます。通常の医療保険・死亡保険に比べて保険料は割高に設定されています。
非対面募集(ひたいめんぼしゅう)
対面はせずに、郵送やオンラインを利用して、保険商品の相談等を行うことをいいます。
被保険者(ひほけんしゃ)
生命保険契約における被保険者とは、その者の死亡または生存に関し保険者が保険給付を行うこととなる保険契約の対象となる者のことをいいます。
被保険者利益(ひほけんしゃりえき)
保険事故の発生によって、被保険者が経済的損失を被る可能性のことをいいます。
ファイナンシャルプランナー(ふぁいなんしゃるぷらんなー)
顧客である個人から、収支・負債・家族構成・資産状況などのソース提供を受け、それを基に住居・教育・老後など将来のライフプランニングに即した資金計画やアドバイスを行う職業・職種、およびその職に就く者のことをいいます。略してFP(エフピー)とも呼ばれます。
普通保険約款(ふつうほけんやっかん)
保険契約の標準的な内容や、保険契約者と保険業者との間の権利・義務について規定したものをいいます。
普通預金(ふつうよきん)
普通預金とは、家計の管理口座のことをいいます。 都市銀行、地方銀行、信託銀行などで、普通預金という場合、いつでも預け入れができて、いつでも引き出しができる預金を指します。 つまり、預金者にとっては、とても使いやすい預金です。 その分、金利は低く設定されています。
不当な乗換募集行為(ふとうなのりかえぼしゅうこうい)
保険契約者または被保険者に対して、不利益となる事実を説明せずに、すでに成立している保険契約を消滅させて、新たな保険契約の申込みをさせる行為のことをいいます。
物的リスク(ぶってきりすく)
火災・盗難・風水害・地震などによって、住宅・家財や店舗などの資産に損害が発生する可能性のことをいいます。
振込(ふりこみ)
振込とは、送金方法の一種です。金融機関に開設された預貯金口座に宛てて、金銭を払い込むことをいいます。
ふるさと納税(ふるさとのうぜい)
医療や教育等の様々な住民サービスを地方で受けて育った地方出身者が、進学や就職を機に生活の場を都会に移し、現住地で納税を行うことをいいます。通常は、地方で育った者からの税収を都会の自治体だけが得ることになりますが、寄付先を納税者自らが選択できるようにした制度です。各自治体が国民に返礼品となる地場産品・取組をアピールすることでふるさと納税を呼びかけ、地方自治体間の競争が進むことで選ばれるにふさわしい地域のあり方を考えるきっかけとなるよう、総務省が設けた制度です。
ペーパーレス化(ぺーぱーれすか)
今まで書面により発行していた保険証券をマイページなどで確認できるなど、資源節約のために紙の使用をできる限り控える取り組みのことをいいます。
変額保険(へんがくほけん)
主として株式や債券などの有価証券に投資し、その運用実績に応じて実際に支払われる保険金の額や解約返戻金等が変動する生命保険のことをいいます。
変更(へんこう)
保険期間中に保険契約者からの申し出に基づき契約内容を変更することをいいます。
法定後見制度(ほうていこうけんせいど)
本人の判断能力が不十分になった後に、家庭裁判所によって選任された成年後見人等が本人を法律的に支援する制度のことをいいます。
保険会社(ほけんかいしゃ)
保険事業を営む会社のことをいいます。保険業法によって資本金または基金3000万円以上の株式会社または相互会社に限られ,大蔵大臣の免許を要します。
保険期間(ほけんきかん)
保険業者が保険契約により保障(補償)の責任を負う期間のことをいいます。
保険業法(ほけんぎょうほう)
保険業に携わる者が守らなくてはならない基本的な法律をいいます。
保険金(ほけんきん)
保険事故が発生したときに、保険契約に基づいて保険業者が被保険者または保険金受取人に支払う金銭のことをいいます。
保険金受取人(ほけんきんうけとりにん)
生命保険契約や傷害疾病定額保険契約において、保険金を受け取るべき者のことをいいます。生命保険契約や傷害疾病定額保険契約では、必ず保険金受取人を指定しなければなりません。
保険金額(ほけんきんがく)
損害保険契約では、契約時に定められた保険金支払いの限度額のことをいいます。生命保険契約では、契約時に定められた金額のことをいいます。
保険契約(ほけんけいやく)
保険契約者が保険料を支払い、万一の場合には、保険業者が保険金を支払うことを約束する契約のことをいいます。
保険契約者(ほけんけいやくしゃ)
保険契約の当事者のうち、保険業者に自分の名前で保険契約の申込みをし、保険契約を締結する者のことをいいます。保険契約者は、保険料の支払い義務を負います。
保険契約の成立(ほけんけいやくのせいりつ)
保険契約者が保険業者の作成した「保険契約申込書」に所定の事項を記載して契約を申込み、保険業者が契約の引き受けを承諾することをいいます。
保険契約の締結の勧誘(ほけんけいやくのていけつのかんゆう)
対面・非対面募集を問わず、顧客に情報提供や働きかけを行い、保険加入するようすすめることをいいます。
保険契約の当事者等(ほけんけいやくのとうじしゃとう)
保険契約には、契約の当事者である保険者と保険契約者のほか、関係者として被保険者や保険金受取人がいます。これらの人々のことを「保険契約の当事者等」といいます。
保険契約申込書(ほけんけいやくもうしこみしょ)
保険契約申し込みの証として、保険契約者が記名のうえ保険業者に提出する書類をいいます。
保険事故(ほけんじこ)
損害保険契約では、保険業者が保険金支払義務を負う損害を発生させる「偶然の事故」をいい、生命保険契約では、被保険者の「死亡」または「一定時期における生存」をいいます。
保険者(ほけんじゃ)
保険契約の当事者のうち、保険金支払いの対象となる保険事故または給付事由が生じたときに保険金の支払い義務を負う者のことをいい、少額短期保険者などの保険業者がこれにあたります。
保険証券(ほけんしょうけん)
保険契約の成立や契約内容などを証明するために保険業者が発行し、保険契約者に交付する書類をいいます。
保険商品(ほけんしょうひん)
保険約款に基づいて締結される保険契約のことをいいます。
保険制度(ほけんせいど)
多くの人々がお金を出し合って資金プールをつくり、その中の誰かが事故・災害に見舞われたとき、資金プールから損失を保障(補償)する制度のことをいいます。各人が、万が一に備えて多額の貯金をしなくても、保険によって、わずかな負担で大きな安心を得ることができます。「一人は万人のために、万人は一人のために」という相互扶助の精神によって成り立っている制度です。
保険の対象(ほけんのたいしょう)
損害保険契約では、保険事故によって損害が発生する可能性のある保険の目的物のことをいいます。生命保険契約や傷害疾病定額保険契約では、保険の対象は被保険者です。
保険法(ほけんほう)
保険契約を規律する基本的な法律のことをいいます。
保険募集(ほけんぼしゅう)
保険契約の締結の代理または媒介を行うことをいいます。
保険約款(ほけんやっかん)
保険契約の内容や条件などを定型的に定めた契約条項のことをいいます。保険約款には、「保険金が支払われる場合」や「保険金が支払わない場合」などが記載されています。
保険料(ほけんりょう)
保障(補償)の対価として、保険契約者が保険契約に基づいて保険業者に支払う金銭のことをいいます。
保険料支払義務(ほけんりょうしはらいぎむ)
保険契約者が、保険契約の保障(補償)の対価として、保険業者に対して保険料を支払わなければならない保険契約者の義務のことをいいます。
保険料率(ほけんりょうりつ)
保険金額に対する保険料の割合をいいます。保険料は、通常「保険金額」に「保険料率」を乗じて算出されます。
保険料領収証(ほけんりょうりょうしゅうしょう)
保険契約締結の際に、保険料領収の証として保険業者または少額短期保険募集人が発行し、保険契約者に交付する書類をいいます。
保障(ほしょう)
生命保険などで、人の死亡などに対して保険金を支払うことをいいます。
補償(ほしょう)
損害保険などで、事故による損害に対して保険金を支払うことをいいます。
補助金(ほじょきん)
補助金とは国(経済産業省)や自治体などが、何らかの政策目的達成のために税金を使って起業家や中小企業を支援する制度のことをいいます。 例えば、起業家を増やしたい、商店街を活性化させたい、新技術を発明する中小企業を増やしたいなどの政策目的です。 補助金と助成金は管轄する省庁が違います。 補助金は経済産業省、助成金は厚生労働省です。