夏休みの宿題の定番といえば自由研究。前回は小学生編をお届けしましたが、今回は中学生編。
中学生になると、ただ観察したり体験したりするだけでなく、「なぜそうなるのか」「どんな背景があるのか」まで、より深く掘り下げて調べることが求められます。
とはいえ、難しい実験道具や特別な知識がなくても大丈夫。家族や自分の住む地域など、身近なテーマでも、視点を変えれば立派な学問の入り口になります。
今回は、大人も一緒に楽しめる中学生向けの自由研究アイデアを6つご紹介します。
中学生だけではなく、「調べることが大好き!」という小学校高学年のお子さんもぜひチャレンジしてみてくださいね😊
① 家族ヒストリー調査「わが家の100年史を作ろう」
(歴史学・社会学) 👨👩👧👦📖
家族や親戚にインタビューをして、家族の歴史をまとめてみましょう。
祖父母や両親が子どもだった頃の暮らしや学校生活、流行していたものなどを聞くことで、時代の変化を知ることができます。
研究のポイント
🔹 祖父母や両親の子ども時代はどんな暮らしだった?
🔹 昔と今の学校生活の違いは?
🔹 家族の年表や家系図を作ってみよう
🔹 時代ごとの出来事と照らし合わせてみよう
🔹 名字の由来や地域ごとの分布も調べてみよう
家族の歴史を、その時代のニュースや暮らしの変化とあわせてまとめてみましょう。
普段なかなか聞く機会のない家族の思い出を知ることで、新たな発見があるかもしれません。
② 昔の遊び研究「昭和・平成では何をして遊んでいた?」
(民俗学・文化人類学) 🎲🪀
家族ヒストリー調査の発展編として、昔の子どもの遊びを掘り下げてみるのもおすすめです。
例えば…
🔸 あやとり
🔸 お手玉
🔸 花札
🔸 けん玉
🔸 囲碁
🔸 折り紙
🔸 かるた
などを実際に体験しながら分析します。
研究のポイント
🔹 今のゲームやスマートフォンアプリと共通点は?
🔹 地域ごとに遊び方は違う?
🔹 昔の子どもたちが遊びから学んだことは?
単なる遊びの体験ではなく、それぞれの遊びのルーツなどを調べることで「文化や歴史の研究」に近づきます。
親世代や祖父母世代も参加しやすく、家族の会話が広がるテーマになりそうですね。
③「なぜその名前?」地名の由来を調べよう
(歴史学・地理学) 🗺️🏞️
自分が住む地域や通学路にある地名には、その土地の地形や意外な歴史が隠されています。
研究のポイント
🔹 地名はいつから使われている?
🔹 川や山、海と関係がある?
🔹 昔の地図と今の地図を比べてみる
🔹 地名が変化した理由を調べる
地域の図書館や郷土資料館に行くと、住んでいる地域の古い地図や地名を調べることができます。
自分で白地図に色分けをしたり、昔の地名を調べたりすることで、自分の住む町への理解も深まります。
④「わが町のコンビニはなぜそこにある?」出店戦略を探ってみよう
(経済学) 🏪📈
家の近くのコンビニやスーパーを地図に書き出してみます。なぜその場所に店舗があるのでしょうか。
研究のポイント
🔹 駅前に多いのはなぜ?
🔹 競合店との距離は?
🔹 それぞれの品ぞろえや客層の違い
🔹 駐車場の広さや立地の特徴は?
企業の出店戦略を考える、ちょっと大人な研究です。
次はどこに新店舗ができそうか、マーケティングの観点から予想してみるのも面白そうです。家族の予想をまとめてみるのもいいですね。
⑤「天気予報はどれくらい当たる?」
(気象学・統計学) ☀️🌧️📊
夏休み期間中、自分が住んでいる地域の天気予報と実際の天気を記録します。
研究のポイント
🔹 週間予報と前日予報の変化は?
🔹 晴れと雨では的中率が違う?
🔹 海沿いや山沿いなどの地域によって差はある?
🔹 実際の天気図も調べてみよう
🔹 予報が外れた日の原因を考察してみよう
Excelなどを使ってデータを集計すれば、データ分析の基礎を学ぶこともできる研究です。
また、実際の天気図と天気予報を見比べることで、気象に対する知識も深まります。
自分の住んでいる地域の地形の特徴と天気の関係性などを調べてもいいですね。
⑥ “もしもの時”に備えて「避難所生活をシミュレーションしてみよう」
(防災学・社会学) 🚨🎒
万が一の災害時を想定して、防災について考える研究です。
まずは自宅で、避難所生活を想定して必要な水の量を測ったり、備蓄品を使ってみたりしましょう。
研究のポイント
🔹 1日に必要な水の量は?
🔹 停電すると困ることは?
🔹 スマートフォンの充電はどれくらい持つ?
🔹 見直すべき備蓄品は?
🔹 携帯トイレはどのくらい必要?
実際のシミュレーションをもとに、問題点や改善点をまとめてみましょう。
地域のハザードマップを調べたり、地域で取り組んでいる防災について調べたりすると、家族で防災について話し合うきっかけにもなります。
家族や地域とのつながりをテーマに 🤝🌏
自由研究は、「なぜだろう?」「本当にそうなのかな?」という疑問を持ち、自分で調べ、考え、まとめることが大切です。
中学生になると、部活動や友人との時間が増え、家族や地域とじっくり向き合う機会が少なくなりがちです。
家族へのインタビューや地域の調査、身近な社会の仕組みを探る研究は、家族や地域とのつながりを再発見する良い機会になるかもしれません。
今年の夏は、自由研究を通して家族や地域との絆を深めながら、新しい学びや発見に出会ってみてはいかがでしょうか🌻✨
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