みなさま、こんにちは

「相続」と聞いて
どんなことを考えますか？

相続のことって
難しそう…
手続きは大変そうだし、
ドラマや小説などで
相続争いの話を
見ることも…

そんなイメージを
持っていないでしょうか。

今回はそんな相続対策
お話です。

相続対策は
3つの柱からなります。

1.相続税対策

出ていくお金は
小さくしたいといっても、
納税は必ず
行わなくてはいけません。
相続税の納税準備は
きちんとしておくとよいですね。
たとえば、
死亡保険金や
死亡退職金は、
受け取った金額が
500万円×法定相続人数まで
の場合であれば、
相続財産には
加算されないため、
相続税の納付が
予想される場合には
相続税の非課税財産を
考慮しておくことも
相続税対策として
有効ですね。

また、
お墓や仏壇などの
先祖を敬うための財産も、
生前に購入していた
ものに限り
相続税が
非課税になります。

2.流動性資金対策

金融機関は、
預金口座の名義人が
亡くなったことがわかると
直ちに口座を凍結します。
相続発生後には
葬儀費用など大きな出費や
のこされた家族の生活費などが
必要になるため、
すぐに使えるお金の準備も
必要です。
受取人固有の財産として
みなされる
生命保険の活用や、
生前贈与をしておくことで
流動性資金を
確保しましょう。

3.遺産分割対策

相続人が複数人いる場合、
「争族」にならないよう
対策が必要です。
金融資産だけでなく
不動産がある場合には、
平等に分けることが
困難になり
トラブルになるケースが
増えます。
遺産分割対策としては、
・生命保険の活用
・遺言書の作成
が挙げられます。
あらかじめ誰に残すのかを
決定しておくなど、
トラブルを避ける方法を
考えてみましょう。

家族が亡くなると、
お葬式や
遺品の整理など、
手続き以外にも
やらなければならないことは
たくさんあります。

いざというときに
トラブルが起きたり
資金不足が発生したり
しないように、
今のうちから
準備をしておくとよいですね。