こんにちは
今回は葬儀とお墓についてお話しします。
自分のお葬式のことを考えるのは
難しいことです。
しかし、最近は、自ら進んで
自分の葬儀のことなどを考え
生前に家族に伝えるケースが増えています。

ひとくちに、「葬儀」といっても
その形式は様々です。
コロナ感染症が拡大する前は
会葬が一般的でしたが、
コロナ後は、家族葬が一般的になりました。
葬儀の形式は、これ以外にも
たくさんあります。

あなたは、どんな葬儀をしてもらいたいですか？

エンディングノートに
ご自分の葬儀について
お墓について残してありますか？

誰もが、ご自分が亡くなることを想像しないと思います。
元気で過ごしていると
それがずっと続くと思ってしまいます。
しかし、その時は誰にでも起こること
自分では予想をしていない時に
ある日突然に起こるかもしれません。
転ばぬ先の杖ともいうように
ご自分がどんな葬儀をしてほしいか
記しておくことは
大切な家族への思いやりにもつながります。

現代の葬儀は

家族葬
一般葬
火葬式
直葬
お別れ会
など
以前は一般葬が主だった葬儀は
様々に形を変えています

ひとつづつ　みていきましょう。

家族葬は、

家族や親しい方々のみで行う小さいお葬式です。

一般葬は、

伝統的な形式の葬儀です。参列される方が多い葬儀です。

火葬は、

納棺から出棺、火葬のみを行うシンプルな葬儀です。

直葬は、

葬儀、告別式などを行わず火葬のみを行います。

お別れ会は、

火葬後に行う会、落ち着いた時期にできるのがメリットです。

様々な葬儀の形
葬儀に参列される方々の人数や
内容なども
異なるため
費用も大幅に変わります。

どの規模の葬儀をあげてもらいたいのか
遺影の写真はどれを使って欲しいのか
などご家族が困らないようにしておくのが
よいですね。

次にお墓について

お墓のことも考えておかないといけませんね。

まず、
今、お墓があるのかがポイントです。
お墓がある方は
そのお墓に納骨してもらうのが
先祖代々の皆様と一緒になり
安心ですね

お墓がない方は
お墓の購入から考えなければいけません。
しかし、お墓を購入しても
後継者がいない場合は
墓守ができないため、
合葬や納骨堂などを考えなければ
なりませんね

後継者がいて
お墓を定期的に見てもらえるようであれば
お墓の購入をご家族と考えましょう

そして、お墓の形も今は様々です。
和形墓石
伝統的な縦長の形
五輪塔
丸い飾りがついた三角形の屋根の下に珠形・四角形の石が連なっている形
洋型墓石
横並びで背が低い形
デザイン墓石
オーダメイドで発注ができる

時代が変わり様々な形のお墓を選ぶことができます。
費用も異なりますが、160万程はかかると言われています。

また、今はお墓にこだわらず
遺骨を粉砕して海にまく海洋葬や
墓標となる樹木の根元に散骨する方法
などもあります。

お墓もどのようにするのか
考えないといけないですね。

お墓がある方も
お墓を購入する方も
そのお墓を維持できるか
考えないといけませんね。

エンディングノートを活用し
ご自分が望む葬儀や
お墓の形を
ご家族の方に残しておきましょう。