みなさま、こんにちは
今回は、膵臓がんのお話です。

膵臓がんは、
発見しにくいがんといわれています。

どうして、発見できないのでしょうか？

膵臓がんについて、
調べてみました。

まず、膵臓とは

どのような役割をする臓器なのでしょうか？

膵臓は、
胃と大腸の裏側に
位置します。
大きさは、15㎝から20㎝

その役割としては、
アミラーゼと呼ばれる
糖質分解酵素や、
リパーゼと呼ばれる
脂肪分解酵素などの
多くの消化酵素を産生しています。

また、血糖値の調節などをする
インスリン・グルカゴン・
ソマトスタチンなどの
ホルモンを分泌します。

このように、膵臓は
とても大きな役割を
果たしてくれている臓器です。

膵臓がんの5年生存率は、
他のがんと比較すると
低くなっています。

膵臓がんは、
腹部の深いところにあるため、
自覚症状を感じにくいそうです。

このため、定期的な
がん検診が重要になってきます。

ステージ0か、ステージ1の
段階で発見できると
生存率も高まることが
報告されています。

しかし、この早期発見が
難しいようです。

なぜなら、
早期の膵臓がんの症状は
ほとんどないためです。

膵臓がんの症状は？

症状がある程度進むと、
腹痛・食欲不振
黄だん・背中の痛み
そして、体重減少などが
現れてくるそうです。

糖尿病との因果関係も
否定できないそうです。

糖尿病が悪化することが
きっかけで、膵臓がんが
発見されるケースも
あるそうです。

近親者に、
膵臓がんの患者さんがいる場合、
糖尿病の患者さんがいる場合、
慢性膵炎の患者さんがいる場合、
そして、
歯周病の患者さんがいる場合、
タバコを吸う、
過度の飲酒をする、
肥満傾向にある、

このような項目に心当たりが
ある方は、注意が必要です。

健康診断で、腫瘍マーカー検査をする場合、
早期の段階では、高い数値が
示されない場合が多いそうです。

このため、腫瘍マーカーは
定期的にうけることを
おすすめします。

最近は、腫瘍マーカー以外にも、
血液で、膵臓がんのリスクが
わかる検査があるそうです。

この検査の名前は、
アミノインデックスがんリスク
スクリーニングです。

膵臓がんのほか、
種々のがんリスクを評価します。
この検査は、費用もかなり高額で
まだ一般的にはなっていないそうです。

膵臓がんを早期に発見するために

膵臓がんを早期発見するために
大切なことは何でしょう？
調べてみました。

膵臓がんには、自覚症状が
ほとんどありません。
自覚症状が出てからでは、
早期発見という段階を
過ぎてしまっていることが多いので、
年に一度は、検診や、
人間ドックを受診しましょう。

また、50歳を過ぎると
様々な体調変化が出てきます。
このため、
腹部エコー検査も
追加すると、さらに安心です。

なかなか発見が難しい
膵臓がんですが、
ご自身のリスクの高さを自覚し、
年に一度の検診を欠かさなければ
早期発見も可能性はあるとの
ことでした。

生活習慣の見直し

そして、
膵臓がんにならないように、
生活の習慣を見直しましょう。

タバコを吸う方は、禁煙する。
過度の飲酒は、避ける。
肥満気味の方は、減量する。
これらを実行することにより、
膵臓がんのリスクを
減らすことができるかもしれません。

今回は、膵臓がんのお話でした。