みなさま、こんにちは
今回は、腎臓がんの新しい治療法について
お話します。

ある方のお話です。

Bさんは、鼻の奥に違和感がありました。
ときどき、鼻血が止まらないことが
あったそうです。

でも、痛みもないため、
気にせずに生活していました。

実は、これが、腎臓がんからの
転移だったのです。

Bさんは、このときすでに
片方の腎臓に、7センチのガンが
できていました。

診断は、ステージ４
腎臓がんでした。

とてもショックをうけ、
動揺したBさん。

すぐに入院し、治療を開始しました。

しかし、診断されたときも
自覚症状がなく、不思議な気持ちだったそうです。

Bさんは、医師と相談の結果
新しい治療法を選択しました。

その治療法とは、

免疫チェックポイント阻害薬です。

聞いたことのない名前の治療法ですね。

どのような治療なのか、
調べてみました。
体にウイルスなどが侵入したとき、
人間の体には、これを排除しようという
動きがあります。

自分の知らないところで、
私たちの体は、一生懸命に
働いてくれているのです。

ウイルスなどを排除しようとするのが、
免疫細胞です。

免疫細胞は、がん細胞も
攻撃してくれます。

でも、がん細胞は強い細胞です。
攻撃されても、簡単には消えません。

そこで、免疫細胞は、

作戦を変えます。
ある方法で、反撃を始めるのです。

免疫細胞は、一旦攻撃をやめるのです。
そうすると、がん細胞は
攻撃を強め、もっとがん細胞を増やしていきます。

ここで、免疫チェックポイント阻害薬が
効果を表します。

免疫細胞の役割を強めるものが
免疫チェックポイント阻害薬です。

Ｂさんは、糖尿病も併発してしまいましたが、
頑張って治療を継続し、
今では、普通の日常生活が送れるまでに
回復しているそうです。

以上、腎臓がんの新しい治療法、
免疫チェックポイント阻害薬について
お話しました。

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