みなさま、こんにちは！
私たちの体の中にある臓器は、
毎日がんばって働いてくれています。
たくさんある臓器ですが、
それぞれの役割や特徴などは
意外と知られていません。

今日は、肺のお話です。

日々の生活の中で、
私たちは自分自身の身体の中身について
感じたり考えたりすることはあまり無いように思います。
きっと身体が
当たり前のように機能してくれているからでしょう。

普段は外見にはとても気を配り
ケアすることに時間をかけますが
私たちは身体の中のことは
よほど痛みや違和感がないと
気にすることがありません。

ヒトの中身を広げてみると

実はとても巨大です。

例えば、
忠実に身体に
酸素を取り込んでくれている肺、
その肺を広げてみると、
なんとテニスコート一面の広さになるのだそうです。

また、身体の中の全ての血管をつなげば
その長さは
地球一周半になります。

一番驚くのはDNAでしょう。
ほぼ全ての細胞に1メートルの
DNAがぎっしり詰め込まれているので、
もしヒトの体内の全てのDNAで
一本の細い細い糸を作ったとしたら、
150億キロメートル、
冥王星を通り越してしまう距離です。
ちょっと想像できませんね！
自分の身体の中に
太陽系の規模のものが存在しているのです。

それらが一つ一つ機能してくれていて、
私たちは考えたり笑ったり
食べたり話したり
走ったり踊ったり
好きな音楽を聞いたりできるのです。

生命の神秘という言葉を時々耳にしますが
まさにその言葉がぴったりです。
生きものの体は、神秘的ですね。
今日も、肺や胃が
元気に働いてくれていることに
改めて感謝したくなりました。