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お墓じまいのはなし


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お墓じまいのはなし

みなさま、こんにちは

最近、ご先祖様のお墓参りをしたのは、

いつですか?

お彼岸・お盆の度にお墓参りできていますか?

最近は、墓守ができず

お墓の引っ越しを考える方もいるそうです。

 

今日は、そんなお話です。

お墓参りができないのが悩み

人間にとって、

お墓の存在は大きなものです。

 

実家から離れて、遠くに居を構えることも普通の話です。

でも、その時に気になるのが、ご先祖様のお墓です。

  • お墓参りにいく時間がない
  • 墓前に報告したいことがある
  • お墓のお掃除に行きたいのに・・・

新型コロナウイルス感染症の拡大により

多くの方がお墓に思いを寄せたことでしょう。

 

故郷に戻ることができず

お墓参りや

お墓の掃除を代行するサービスが登場し

多くの方が利用しているというニュースがありました。

このサービスを開始した企業の気持ちと、

このサービスを利用したいという顧客の気持ちに

とても共感しました。

 

ふるさと納税の返戻金として

お墓参りをしてくれたり

お墓のお掃除をしてくれる自治体もあるそうです。

とても素晴らしいアイデアと思います。

 

しかし、これから先、ずっと他の人に

お墓のことを任せるわけにもいきません。

お墓じまいという選択

故郷で大学まで進み

故郷で就職し

故郷に一生住む

 

理想の人生ですが

それぞれ事情があり

生まれた地域に一生住むという方は減っています。

 

大都市に人口が集中し

大都市以外の県の人口は年々減少しているデータがこれを示しています。

 

若いうちは、都会で過ごし、

ある程度の年齢になったらUターンしようとお考えの方もいますが、

結局、遠方で結婚し、住むのに便利な大きな町に定住することを

選んでしまいがちです。

 

そうなると、墓じまいが

より現実的になってきます。

お墓じまいとは、お墓のお引越しのことをいいます。

「お墓じまい」と聞くと

お墓そのものを無くすの?

遺骨はどうするの?
このような疑問が湧いてきます。

 

しかし、お墓じまいとは

通常、お墓を移動することをいいます。

 

もう40年前の話になりますが、

わたしの知人の体験談です。

その知人のご先祖のお墓は、自宅からかなり遠くにお墓があったそうです。

車で約1時間30分。

お墓参りは、事前に日程を決めて半日がかりで行っていたそうです。

 

しかし、60歳後半になると、いろいろと考えるようになりました。

遠くのお墓は、行くにもお掃除も大変だからとの理由で

自宅近くの寺院に相談し、お墓の引っ越しをすることになったそうです。

 

しかし、今から40年前は、お墓を移すという概念がほぼ存在しませんでした。

もちろん、

お寺とのお話も、簡単ではなかったそうです。

 

それでも、

遠くの寺院に

何度も足を運び

お墓の引っ越しの話を進めていくことにしたそうです。

 

なぜ、そこまでしようと思ったのか?
それは、ご先祖様への想いだったそうです。

遠くのお墓には、なかなかお参りできない。

墓守は自身の役目であり、

それをおろそかにすることは出来なかったそうです。

 

ご住職との度重なる対話、

いろいろな書類を準備したり、

宗派などの問題もあり、

お引越し完了までに数年かかったそうです。

 

今までお守りくださったお寺やご住職にお別れをするのも

申し訳ない気持ちで、

なかなか積極的に行動できなかったと言っていました。

 

しかし、結果としては、

今まで車で1時間30分かけてお墓参りしていたのが、

今は歩いて5分。

 

高齢になると、この距離は本当にありがたいと言っていました。

 

お墓のお引越しをご承諾してくださったお寺とご住職に、

今でも感謝しているとのことでした。

お墓じまいは、お墓のお引越しのこと

お墓じまいというと、

とてつもなく大きな決断で

罰当たりに思ってしまいがちですが

よくよく調べてみると

お墓じまいとは、お墓のお引越しと考えてよいそうです。

 

お墓を無くしてしまうのではなくて、

お墓守をしやすいように

その場所や形を変えていく

 

これが墓じまいです。

 

何年もお墓参りに行けず、

雑草が生えたままで時が過ぎるよりは

思い切った墓じまいという選択の方が

ご先祖様も喜んでくださるかもしれません。

 

何よりも、生きている子孫が守りやすいお墓にすることが

両者にとって、大切なのだと思いました。

 

お墓じまいを考えるときは、

まずは、お寺や霊園の管理者に相談し、

こちらの意向を伝えてみましょう。

そのとき、遺骨はどこにお引越しをするのかも決めて

お伝えできると良いそうです。

 

自宅近くに新しいお墓を準備する、

合同の永代供養のお墓に移す、などの方法があります。

 

ご自分の終活を考えたとき、

まずは、今のお墓で大丈夫なのか?

子供たちに墓守しやすい環境になっているか?

このことからスタートしてみても良いですね。

 

ご一読、ありがとうございました。

 


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